2025/11/22 (Sat) 17:27:25

筑後市ウォーク(川の駅船小屋恋ぼたる起点周回コース) - 高木 博 New

 11月15日(土)田中さん、河野さんと福岡県筑後市の「川の駅船小屋恋ぼたる」を起点に矢部川界隈の15キロを回るウォークをしました。私の車に河野さんを乗せて大分市を7時発、高速道路を一部使いながら筑後市へ向かいます。九州自動車道の八女インターで下りて南へ向かい国道209号沿いの「川の駅船小屋恋ぼたる」に10時に着きました。すぐ南に矢部川が流れています。大牟田市から田中さんが既に来ていました。お互い挨拶し10時20分ウォークスタートです。天気は秋晴れの雲のない快晴です。意気揚々と歩き始めます。

 国道209号を南へ進みます。矢部川に架かる船小屋温泉大橋を渡ります。この橋を境にみやま市となります。矢部川は青々とした大変美しい川です。水深は深くはなく、流れは緩やかでハエ釣りに適した川だと思います。国道を進み、九州新幹線の高架橋の下を通り、JR鹿児島本線の跨線橋を渡り、みやま市中心部に入りました。初瀬町交差点から右折し県道富久瀬高線を北へ進みます。田園地帯の平野が広がります。ウォーク方向には山は見えず平野の広さを感じます。矢部川に架かる幸作橋を渡り、続いて矢部川支流の沖端川に架かる行基橋を渡り、県道八女瀬高線に出て右折します。300m程進んだ所から筑後市に入ります。

 正面に九州新幹線の筑後船小屋駅が見えてきました。高架駅となっている筑後船小屋駅横のガード下を抜けた所から右折し筑後広域公園に入ります。192・6ヘクタールの広大な公園です。新幹線は公園の中を走っており筑後船小屋駅は公園の中にあります。公園内には、九州芸文館、遊具、多目的運動場、体育館、芝生広場などがあります。またかなり広いフラワーゾーンもあります。花が好きな田中さんはフラワーゾーンを楽しみにしていましたが、花のシーズンは終わってました。4月から9月にかけてキクやヒマワリなどの花が咲くようです。また湿地園という池では5月から8月にかけてショウブやハスの花が咲くようです。

 芝生広場を通ります。芝生以外何もない空間は自由にボール遊びができ開放感があります。芝生広場に隣接して「川の駅船小屋恋ぼたる」があり、13時、船小屋恋ぼたるのレストランに入ります。田中さんはカレーライス、河野さんは焼肉定食、私はとんかつ定食を注文します。私は今日は運転手なのでノンアルコールビールにしました。喉が渇いていたので、ノンアルでもそこそこ美味しかったです。13時40分レストランを出て県道八女瀬高線を東へ進みます。田園風景が続きます。溝口地区の集落に入り細い市道を進み集落の端にある竈門神社に着きました。竃門神社は九州に3か所あります。鬼滅の刃の竈門炭治郎と同じ姓なので人気があるようです。

 神社の鳥居をくぐると樹齢900年の巨大なクスノキがありました。直径は2mはあると思います。こんな大木は初めて見ました。まさに御神木です。拝殿でお参りします。その後、社務所にいた宮司さんが名刺サイズのカードをくれました。カードには人生訓となる言葉が書かれてました。1枚1枚違う言葉です。竃門神社を出てすぐの所に矢部川が流れています。矢部川右岸の堤防道路を下流へ進みます。船小屋温泉街手前から堤防道路を下り船小屋温泉街に入ります。船小屋鉱泉場に着きました。鉱泉を飲んでみます。炭酸水なので酸っぱいです。鉄分が豊富なので鉄錆を舐めたような味がします。

 船小屋鉱泉場から矢部川河川敷に通じる細道を下ります。かつて木製の船小屋観光橋があった場所に着きました。矢部川を渡る散歩道としての橋でしたが平成19年の大雨で流されました。今は橋脚のみが残っています。温泉街から国道209号を横断し15時30分に船小屋恋ぼたるに戻りました。ここの温泉に入ります。温泉の色は赤茶けています。内湯と大小4つの露天風呂があります。温泉水はカルシウムが豊富なため湯舟周囲にカルシウムが沈着して露天風呂はまるで赤茶色の鍾乳洞のような光景でした。温泉後、今日の宿泊場所の大牟田市の炭都大牟田ホステルへ向かいます。チェックイン後、JR大牟田駅近くの元禄という焼き鳥屋に3人で行きます。

 元禄は10円焼き鳥で有名な店です。10円焼き鳥は注文できません。酒の飲み具合に応じて店主が適時出してくれることになっています。ビールを注文すると鶏皮と砂ずりの焼き鳥が出てきました。焼き鳥は炭火焼で香ばしさがありました。若干甘めのタレは、長年継ぎ足し作ったタレの旨さがありました。アルコールが主体の店なので、ツマミは簡素です。湯豆腐、もろキュー、手羽先の焼き鳥、ウズラのゆで卵、豚軟骨煮込みを注文しました。ビールと焼酎を飲みながら3人で楽しく会話しました。飲んだ後は20分程歩き繁華街にあるカラオケバンバンに行きました。それぞれ好みの曲(我々が若かりし頃の曲)を歌い今日のウォークを締めました。

 今回は、筑後平野の中にある美しい矢部川、各種施設が整備された広大な筑後広域公園、新幹線の筑後船小屋駅、毀滅の刃の竈門神社、船小屋恋ぼたるの鍾乳洞のような温泉など、筑後市の魅力をたっぷり楽しめたウォークでした。併せて10円焼き鳥の元禄は大牟田市の名所でした。充実したウォークができました。
2025/10/24 (Fri) 18:08:55

くじゅう高原ウォーク(長者原ヘルスセンター~小松地獄~牧ノ戸峠) - 高木 博

 10月18日(土)塩月さん、河野さんと九重町のくじゅう高原を回る12キロをウォークしました。私の車に塩月さん、河野さんを乗せて大分市から国道210号とやまなみハイウェイを通り11時にくじゅう連山麓にある長者原ヘルスセンターに着きました。温泉、食堂、お土産店がある施設です。センター横からくじゅう連山に向かう登山道があります。今回ウォークルート途中に食堂が無いので、ここの食堂でいきなり昼食にします。テーブル席に座り3人とも大分名物だんご汁定食&ビール(プレミアムモルツ)を注文します。食堂の横の庭に出ると正面には硫黄で灰色に染まった硫黄山が見えます。

 定食にはとり天も付いてました。だんご汁の具は種類が多く、かぼちゃ、ニンジン、ダイコン、サツマイモ、ゴボウ、シイタケ、フキ、白菜と豚バラ肉でした。だんごは平たい麺で、汁は味噌味でした。ビールを飲みながら美味しく頂き腹ごしらえをして11時30分ウォークスタートです。高原地帯なので暑さは感じません。ウォークに適した気温です。県道田野庄内線を少し進んだ所から左折し泉水グリーンロードを下って行きます。奥郷川に架かる泉水橋を渡ります。川の水面からの橋の高さは30mくらいはあるでしょうか。奥郷川は渓谷を流れているので、もしかしたらヤマメがいるかもしれないと思いました。

 左手は草原地帯、右手は樹林帯となっている中のグリーンロードを進みます。大分県立九重青少年の家を過ぎてから左折し、ぐるっとくじゅう周遊道路を進みます。途中から右折し森林の中の細道を下って行きます。湯坪地区の玖珠川沿いの市道に出て左折し上り坂を進みます。玖珠川は最上流地域で渓流の様相です。温泉水が流れ込んでいる箇所もあり魚は住んでいない気がします。左手奥に大岳地熱発電所が煙突から白い水蒸気を出しているのが見えます。さらに市道を進み人里離れた山中にある筋湯の温泉街に入りました。21軒の老舗の温泉旅館が密集して異世界のような温泉情緒があります。日本1のうたせ湯が有名です。

 温泉街を抜けて細道を上って行き、ぐるっとくじゅう周遊道路に出て右折します。200m程進み小松地獄の駐車場に着きました。ここから地獄へ向かう遊歩道を進みます。木製の遊歩道は今年7月19日にリニューアルされたばかりです。地獄までは400m程あります。森林の中を200m程進むと視界が開けました。赤茶けた岩盤や灰色の岩盤が一面に広がります。遊歩道を進んで行きます。地面からは熱泥や熱湯が噴き出ています。高温の白い水蒸気もアチコチから上がっています。生きている地球の息吹を感じます。熱泥の規模は別府の坊主地獄に比べれば小さいですが灰色の泥が沸騰しています。

 噴出する水蒸気で卵を蒸す「たまごむし場」がありました。竿の先に垂らしたカゴに卵を入れて蒸すものです。卵は持参することになっています。遊歩道先端の東屋で少し休みます。すぐ近くには八丁原地熱発電所があり、この近辺はまさに活火山の雰囲気満載です。遊歩道を引き返し市道を上っていきます。道の左右には原生林が茂っていて山栗が道に数多く落ちてました。太古からの風景でしょうか。ちょうど15時に牧ノ戸峠レストハウスに着きました。ここで戻りのバスが来るまで休憩です。店内に入りお土産を買ってから牧ノ戸峠バス停を15時28分発の亀ノ井バスに乗ってくじゅう登山口バス停まで戻りました。

 今回は、活火山の風景と原生林が残る風景の中をウォークしました。活火山には地球物理的なロマンを感じました。また原生林には太古のロマンを感じました。くじゅう高原の大自然から地球のエネルギーをもらえたウォークでした。
2025/09/28 (Sun) 16:52:59

九重町・玖珠町ウォーク(九重町役場~JR杉河内駅) - 高木 博

 9月20日(土)後藤さん、河野さん、麻生さんと大分県西部にある九重町役場からJR久大本線のJR杉河内駅までの23キロをウォークしました。九重町役場の駐車場に集合し8時30分ウォークスタートです。降水確率40%で雨が気になりますが、日中の気温は30度を下回る予報で曇り空なので真夏の暑さはしのげそうです。

 渓谷のような野上川沿いの細い市道を下流へ進みます。国道210号に出て350m程進んだ所から右折しJR久大本線に沿った県道下恵良九重線を進みます。圃場整備された田園風景が広がります。右田の集落に入りJR恵良駅に着きました。駅のすぐ東側には八鹿酒造の工場があります。酒蔵見学もやっていて、ちょっと見学してみたい気持ちですが先を進みます。県道沿いには、ひなびた懐かしい感じのする民家が立ち並びます。集落を抜けてJR沿いの県道を進みます。松木川に架かる松木橋の手前で大分方面へ向かう特急ゆふが通過しました。赤いディーゼル特急をしばし見入ります。特急に乗ってビールを飲みながら車窓を楽しみたいと思いました。

 松木橋を渡り県道書曲野田線に入りました。広い玖珠川の右岸沿いを進みます。玖珠川は豊かな水量が流れており、鯉釣り、ハエ釣りをしたくなる様相です。ヤマト運輸玖珠営業所の手前から右折し山中に向かう市道を上って行きます。稲の収穫間近の棚田が延びています。岩室の集落を過ぎて市道を左折し大分自動車道の側道を進みます。森林の中の側道はアップダウンが多いです。高速道路を走る車を見ていると長崎とか遠くまでドライブしたい気分になります。玖珠インター手前で高速道路に架かる大雲寺跨道橋を渡ります。帆足の集落の中を通り国道387号に出て横断した所にある道の駅童話の里くすに11時に着きました。ここのレストランで昼食です。

 窓際の畳の席に上り後藤さんは「そばとミニホルモン丼」、河野さんは「うどんとミニホルモン丼」、麻生さんは「チキン南蛮の単品」、私は「ちゃんぽん」を注文します。飲ん兵衛の4人ですから当然生ビールも注文します。注文したちゃんぽんとビールを受け取ると、ビールはさっさと飲み干しました。ちゃんぽんはキャベツ、ネギ、もやし、きくらげ他多種類の野菜と豚、エビ、イカが入っていました。スープは豚骨味です。ホルモン丼は旨そうでした。ホルモンは脂身が旨いです。旨いけど体にはあまり良くないかもです。しかし週末くらいは好きなものを食べましょう。河野さんは高血圧対策で塩分の多いうどんのスープは全部残しました。

 昼食後、道の駅を出て県道書曲野田線を進みます。民家の向こうにゆふいんの森号が大分方面へ進むのが見えました。県道はJR沿いになりました。白岩踏切手前から右折して山間に入る市道を進みます。JAおおいた西部センター付近から左折し高速道路側道を上って行きます。玖珠サービスエリアの横に着きました。中に入って休憩できれば良いですが柵があって入れません。側道を進み高速道路に架かる駅東跨道橋を渡り側道を下って行きます。市道に出て左折します。国道210号のJR北山田駅の西側に出て右折します。JR線路と玖珠川に挟まれた国道210号を日田方面へ進みます。途中、湯布院へ向かう或る列車が通過しました。金色の豪華特急です。

 国道210号の滝瀬隧道を抜けて道の駅慈恩の滝くすに着きました。農産物直売所を見学し、情報コーナーで休憩した後、すぐ横の慈恩の滝に立ち寄ります。山浦川下流にある滝です。滝つぼ横に下りると滝つぼから涼しい風が吹いてきました。心地良いです。滝から流れ出る水はすぐに玖珠川と合流します。滝から200m程歩いてJR杉河内駅に着きました。駅周囲に民家はなく駅は森林と玖珠川に挟まれた位置にあります。小さなレトロな簡素な駅舎は秘境駅と言って良いくらいです。大分方面行の普通列車が来たので乗ります。車窓から今日ウォークしたルートを眺めます。JR引治駅で下りて800m程歩いて九重町役場に15時50分に戻りました。

 今回は、県道沿いのひなびた集落には懐かしさを感じ、玖珠川には釣趣をそそられました。またJR線路を走る特急列車と高速道路を走る車には旅情を感じました。山間の豊かな自然の中を様々な思いを感じながらウォークできました。
2025/09/06 (Sat) 21:18:35

大宰府ウォーク(西鉄二日市駅~大宰府天満宮~九州国立博物館) - 高木 博

 8月30日(土)田中さん、河野さんと筑紫野市の西鉄二日市駅を起点に大宰府天満宮等を回る17キロをウォークしました。今回は河野さんの計画です。田中さんは西鉄大牟田駅から西鉄二日市駅9時39分着の電車で来ました。河野さんと私は河野さんの車で大分市を出発し湯布院インターから大分自動車道に入ります。筑紫野インターで下りて西鉄二日市東口駐車場に着き駐車します。田中さんにお会いして早速10時ウォークスタートです。天気は良く既に暑いです。

 県道福岡日田線を福岡市方向へ進みます。商業店舗が並びます。西鉄天神大牟田線と国道3号を横切ります。日陰がないので汗が出ます。国分寺前交差点から右折し国分台通りを進みます。緩やかな坂道で前方の四王寺山から若干涼しい風が下りてきます。住宅街の中の市道に入ります。ちょうど太宰府市文化ふれあい館がありました。大宰府の歴史や文化について展覧会や講座を行っている施設です。暑いので休憩のため立ち寄ります。エントランスはクーラーが効いて涼しいです。少しくつろいだ後、市道を南へ進みます。坂本通に出て東へ進み、坂本八幡宮に着きました。応神天皇をご祭神とする神社です。3人ともそれぞれの願いを込めてお参りします。

 坂本八幡宮から市道を南へ少し下った所に広大な長方形の大宰府政庁跡があります。大宰府政庁跡は九州全体を治める役所大宰府があった場所です。現在も礎石が残り緑豊かな史跡公園として整備されています。大宰府政庁跡と市道の間には水路があり水がコンコンと流れてました。大宰府政庁時代には貴重な水源だったのかもしれません。市道には数多くの桜が植えられており春には見事な桜並木になるでしょう。市道から県道筑紫野大宰府線に出て左折し進みます。五条交差点から県道筑紫野古賀線に入り西鉄大宰府線に沿って進みます。西鉄太宰府駅に着きました。太宰府天満宮をモチーフにした朱色の駅舎です。

 12時40分、駅横の「うどん・そば荻野屋」に入ります。客が多くほぼ満席状態です。カウンター席に座り田中さんは、ごぼう天うどんとおにぎり、河野さんと私はかつ丼とビールを注文します。汗が出て喉が渇いていたので、ビールはカツ丼が来る前に飲み干しました。2杯目を飲みたかったけど午後のウォークに差し支えるので、あとは水を飲みます。喉が渇きが治まらず、水をコップ4杯飲みました。かつ丼は大きな丼に入って出てきました。値段は900円と観光地にしてはお手頃でした。13時10分、店を出ます。大宰府天満宮に行く表参道を進みます。80店舗程のお土産店が立ち並びます。観光客が多く活気があってこういう雰囲気は好きです。

 田中さんは家族へのお土産として梅ケ枝餅を買うために「やす武」という和菓子店に行きます。梅ケ枝餅の有名店で待ち客が6~7名並んでいました。参道には梅ケ枝餅を売っている店は約20店舗もありますが「やす武」は特別美味しいのでしょう。参道の各店舗を眺めながら進み大宰府天満宮の入口に着きました。ウォーク時間が遅れぎみなのでの天満宮までは行かず菖蒲池の南側の通路を通り九州国立博物館の入口に着きました。ここからエスカレーターで高台にある博物館まで上って行きます。博物館の建物は流線型の全面ガラス張りの大きな建物で迫力があります。

 博物館を見学することにしました。常設展の入場料は700円です。4階にある文化交流展示室(常設展)に行きます。「海の道、アジアの路」をテーマに旧石器時代から江戸時代までの文化財を見学できます。太古からの歴史が好きな人には楽しいでしょう。特別展「さわって体験本物のひみつ(本物のレプリカをさわれる)」は入場料が高いので入りませんでした。博物館を出て県道筑紫野大宰府線を東へ進みます。暑さが増してきました。休憩のため県道横のダイレックス原店に立ち寄ります。森永製菓のアイスボックスを買って食べます。少し元気回復です。

 原交差点から右折し県道筑紫野古賀線を進みます。途中から県道上に延長600m程の飛球防護柵の屋根があり暑さをしのげました。飛球防護柵は隣に大宰府ゴルフ場があるためです。宝満橋交差点から右折し県道筑紫野筑穂線を進みます。暑いので3人とも黙々と進みます。国道3号を横断すると商業店舗が増えてきました。住宅街を流れる水路は意外と水量が多いです。大宰府市は水資源に恵まれているのだろうと思いました。西鉄天神大牟田線を横断し天神交差点から右折しJR鹿児島本線に沿った県道福岡日田線を進みます。六反交差点を右折し16時20分、西鉄二日市駅駐車場に戻りました。

 今回も暑かったです。汗が相当出ました。大宰府政庁跡地、大宰府天満宮をモチーフにした西鉄太宰府駅、大宰府天満宮の活気ある表参道、貴重な歴史文化財が保存されている九州国立博物館など太宰府市は歴史文化一色の街だと感じたウォークでした。余談ですがウォーク中に唐揚げ店を5~6か所見ました。唐揚げ文化も根付いているようです。
2025/08/31 (Sun) 18:45:18

臼杵市ウォーク(末広川、臼杵川、熊崎川、中ノ川川) - 高木 博

 8月23日(土)後藤さん、河野さん、麻生さんと臼杵市を流れる末広川、臼杵川、熊崎川、中ノ川川沿いを回る21キロをウォークしました。この4河川は臼杵港に流れ込んでいる河川です(中ノ川川は末広川の支川)。今回は河野さんの計画です。臼杵市郊外の県道大分臼杵線沿いにある下ノ一老人憩の家の駐車場に車を止め9時ウォークスタートです。天気は良く既に暑いです。

 末広川沿いの県道大分臼杵線を下流方向に進みます。末広川には所々に堰があるので川の水が溜まっています。水草も多いので鯉の繁殖には適していると思います。国道217号に出て右折し進みます。市街地に入ったので国道沿いには商業店舗や食堂が並びます。臼杵川に架かる市浜橋を渡り400m程進んだ所から左折し市道を進みます。臼杵川に架かる昭和橋を渡り住宅街の中を東へ進みます。臼杵川左岸に出て川沿いの市道を下流へ進みます。岸辺を見ると浅瀬に30センチくらいのチヌが1匹泳いでました。市道を進んで行くと所々にチヌがいて河口に到るまで4~5匹見かけました。見える魚は釣れないと言いますが竿を出してみたくなります。

 河口に到ってから末広川右岸の市道を上流へ進みます。県道臼杵坂ノ市線に出て右折し江無田橋を渡り熊崎川右岸に沿った県道を上流へと進みます。住宅街周辺部にポツンとあるパッソというレストランに10時50分に入り昼食にします。気温は既に30度を超えていると思います。喉が相当渇きました。テーブル席に座り4人ともまずビールを注文します。それから後藤さん、河野さん、私は奥豊後豚ロースかつ定食、麻生さんは鶏ざんまい定食のおかずのみ(チキン南蛮、唐揚げ、チキンカツ)を注文します。ビールが来たら一気に飲んでしまいました。定食が来た時に2杯目を注文しました。ビールは本当に極楽、極楽です。

 11時40分にレストランを出ます。熊崎川に沿った県道臼杵坂ノ市線を進みます。国道217号を横断し山間に入りました。途中から左折し山中に入る細道を上って行きます。県道臼杵坂ノ市線のバイパスに出て坂ノ市方向へ上っていきます。横岩トンネルを抜けてすぐの所から左折し山中の市道を下って行きます。森林の中となり日陰があり暑さをしのげます。少し息を吹き返します。中ノ川川に沿った市道を下って行き中ノ川ダム堰堤に着きました。堤高37m、堤頂長120mのロックフィルダムです。天端から上流を見ると、ダムの貯水量も多く水は瑞々しい青色で大変美しいです。間違いなく巨大な鯉や鮒やナマズがいると思います。

 狭隘な山間を流れる中ノ川川沿いの市道を下って行きます。少しばかり平地の開けた場所があり20戸ほどの民家が連なっている集落が現れました。田もあって稲は青々しく元気に育ってました。田の周囲には獣害対策の金属ネットが張られてました。イノシシ、シカなどの獣が多いのでしょう。稲の管理や獣害対策がしっかり行われている様子で安心しました。この辺は日陰が少なく暑いです。水分補給を小まめにします。さらに市道を下り県道大分臼杵線に出ました。計画では右折するルートですが、猛暑のため疲れたので健康を考えて左折しショートカットしたルートに切り替えます。暑さに耐えながら14時50分に老人憩いの家に戻りました。

 今回も暑かったです。ウォーク後は汗ダクダクでした。暑い中、川やダムのような水のある風景には清涼感があり癒されました。また狭隘な山間に小さな集落があり、きちんと稲作に取り組んでいる風景には心和みました。暑さに鍛えられましたが、暑さの中のホッとする風景に出会えたウォークでした。
2025/07/24 (Thu) 08:17:33

姫島ウォーク(伊美港近辺~姫島周回) - 高木 博

 7月19日(土)河野さん、阿部さんと国東半島の伊美港近辺と姫島を回る21キロをウォークしました。今回は阿部さんの計画です。姫島は火山が生み出した島で日本ジオパークに認定されています。また姫島七不思議といわれる神秘な言い伝えがあります。国東市国見総合支所に集合し8時30分ウォークスタートです。快晴で真夏日となる予報で大変暑くなりそうです。

 県道山香国見線を南へ進み、オレンジロード(国東広域農道)に出て左折します。山間の峠にある新涯隧道を抜けてから櫛来川沿いの市道を北へ進みます。櫛来川はごく小さな川ですが40センチ程の鯉が5~6匹泳いでました。おそらく放流されたものでしょう。市道を進み国道213号に出て左折します。途中、道の駅くにみに立ち寄ります。店内には大きなマクワウリが売られてました。夏を象徴する果実的野菜です。ひと休憩後、国道213号を進み伊美港の姫島行きフェリー乗り場に着いて11時発のフェリーに乗ります。周防灘を北東へ進みます。20分程のささやかな船旅です。姫島のシンボル矢筈岳(標高266m)が目前に近づいてきました。

 姫島港フェリー乗り場に着いて、すぐの所にある「かのや」という食事処に11時30分に入ります。3人とも、えびたこ丼(茶碗蒸し付き)を注文します。河野さんと私は当然生ビールも注文します。えびたこ丼は、カツ丼のカツの代わりにエビとタコを使ったものです。姫島は車エビの養殖が盛んです。また近海では太く身の締まったタコが獲れます。姫島の代表的な二つの魚介類を頂きました。茶碗蒸しはシイタケ、鶏肉、かまぼこが入ってました。薄味の上品な味でした。午前中、暑くて結構汗が出ていたので生ビールが旨い。

 食事後、店を出て姫島南側の海沿いを走るひめしまブルーラインを東へ進みます。美しい海水浴場が広がります。海を挟んで南方向には国東半島の両子山、小門山、不動山などの山々が連なって見えます。東方向には山口県の祝島がうっすら見えます。姫島の東端にあるくるまえび養殖場を過ぎて県道稲積姫島港線に出て西へ進みます。海岸沿いにある拍子水温泉(七不思議)に着きました。暑くて汗ビッショリなので、ここの休憩室で休憩させて頂きました。疲れが取れました。大変有難うございました。温泉を出て県道を西へ進みます。海沿いから山中の上り坂となりました。県道右横にかねつけ石(七不思議)がありました。

 緩い上り坂を進みます。県道左横に逆さ柳(七不思議)がありました。さらに上り坂を進みます。峠にある長尾トンネルを抜けて下り坂になります。姫島の中心部に出ました。姫島小学校横から右折し細道を進み、姫島庄屋古庄家に着きました。家の中を見学します。天保時代に建てられた大きな家で土間にかまどや石臼が置かれてます。江戸時代にタイムスリップした感覚になります。古庄家を出て住宅地の中の細道を北へ進みます。県道北浦姫島港線に出て左折し進みます。北側には周防灘を挟んで山口県の山々がうっすら見えます。北浦港の沖合には浮洲(七不思議)が見えます。

 観音崎に着きました。ここから岩場に設置された階段を上がり観音崎先端にある仙人堂(七不思議)へと向かいます。仙人堂は小さなお堂です。周囲の磯場は黒曜石が露出しており、地質学的に重要で国の天然記念物に指定されています。観音崎周辺の海は透き通っていて大変綺麗です。入り組んだ磯場と調和して絵のように美しい景色です。観音崎から引き返し県道北浦姫島港線を南へ進み15時40分にフェリー乗り場に着きました。16時30分発のフェリーに乗って伊美港まで戻り、市道を進み17時10分に国見総合支所に戻りました。

 今回は、姫島の「おおいたジオパーク」と姫島に伝わる「七不思議」を見学しました。火山活動による地質的な美しさ、神秘的な言い伝えの七不思議を楽しめたウォークでした。
2025/07/05 (Sat) 18:39:35

保戸島ウォーク(津久見スタジアム~保戸島) - 高木 博

 6月28日(土)河野さん、塩月さん、三浦さんと豊後水道に浮かぶ保戸島を回るウォークをしました。津久見市のスタート地点からの距離を含めて15キロです。今回は河野さんの計画です。津久見市千怒にある太平洋セメント津久見スタジアムに車で集合し9時ウォークスタートです。天気は晴れで大変暑くなりそうです。

 国道217号を経由し4キロ程進み、津久見港離島ターミナルに着きました。11時発の保戸島行「ニューやま2号」に乗ります。右側の窓からは四浦半島が延びているのが見えます。25分かけて保戸島漁港に着きました。船乗場すぐ横にあるHOTOJIMA海道という食堂に入ります。保戸島はマグロの遠洋漁業が行われています。4人とも保戸島名物ひゅうが丼を注文します。そして4人ともビール(アサヒスーパードライ)を注文します。ひゅうが丼はまぐろの切り身にタレをかけた丼です。タレはゴマ、しょうゆ、卵黄、砂糖、しょうがが入っている感じで甘口でした。熟成まぐろなんでしょうか。柔らかく旨味がありました。このタレはりゅうきゅう丼にも使えるかなと思いました。ご馳走様でした。

 12時10分に店を出ます。海岸沿いの道を北へ進みます。2人組の釣り人が漁港の大ばそ防波堤から引き揚げてきたので釣果を聞いたら全然釣れなかったとのことです。道を進み押上トンネルを抜けて二目東防波堤に着きました。潮通しの良い防波堤です。クロ釣りをしている釣り人が2人いました。釣果を聞いたら全然釣れないとのことでした。保戸島は全面撒き餌禁止ですが、それにしても意外でした。保戸島は釣り人憧れの地だったのです。どうしてだろうと思いつつ来た道を400m程引き返し左折し山中の上り坂を進みます。峠を越えて下り坂になりました。樹木が切れて展望が開け記念写真撮影スポットの看板がありました。ここからは保戸島港、保戸島の住宅地、対岸の四浦半島が一望できる絶景です。

 さらに道を下って行き、遠見山登山口に着きました。入山します。森林の中の獣道のような急な坂道を上ります。頂上までは450mです。息を切らしてやっと標高179mの遠見山頂上に着きました。汗ビッショリです。そこから少し進んだ所にコンクリートを張っただけの場所があり眺望が良いです。佐伯市の鶴見半島、大島が見えます。ひと息入れて下山します。登山口に戻り保戸島の住宅地へ下りるごく細い道を進みます。住宅はアパートみたいに四角の構造ばかりです。瓦屋根の住宅はほとんどありません。日本でないような異国情緒を感じます。住宅地の中に入ると幅90センチほどの細い道が網目状に走っています。車は通れません。中には人がやっと通れるような細道もありました。まるで迷路のようです。道の境界に接して住宅がひしめき合って建っています。

 住宅地を抜けて保戸島小学校の横を通り保戸島最南端の防波堤(右側)に着きました。幅150m程の狭い間元海峡を挟んで対岸には四浦半島の間元防波堤がすぐ近くに見えます。私は間元防波堤で50センチほどのウスバハギを釣ったことがあります。刺身、唐揚げ、煮付けにしました。カワハギに比べて淡泊な味ですが臭みはなく美味しく食べられました。しばし間元海峡周辺を眺めた後、船乗場へ向かいます。保戸島中学校の横を通り抜け、保戸島漁港沿いの道を歩き、14時20分に船乗場の待合室に着きました。待合室横には地元の年配の方がいて少し話をしたら、海は変わってしまった、魚は釣れなくなった、と言ってました。地球温暖化のせいでしょうか。15時30分発のマリンスターで津久見港まで帰り、太平洋セメント津久見スタジアムに16時40分に戻りました。

 今回は釣り人憧れの保戸島をウォークしました。現在は魚が釣れなくなっていたのが残念でした。しかし周囲を海に囲まれた潮通しの良い環境は釣り人にとってトキメクものがあります。保戸島の住宅地は通路も含めて独特の景観でした。保戸島の異国情緒ある漁村風景を垣間見たウォークでした。
2025/07/04 (Fri) 16:02:46

佐賀関半島ウォーク(佐賀関市民センター~関崎灯台) - 高木 博

 6月22日(日)後藤さん、河野さん、阿部さん、麻生さん、渡辺さんと大分市東部にある佐賀関半島を回る23キロをウォークしました。今回は渡辺さんの計画です。各自、車で佐賀関市民センターの駐車場に集合します。佐賀関市民センターは佐賀関半島の付根にあります。天気は曇りですが、気温は高くなりそうです。凍らせた水のペットボトルを3本持参しました。9時05分ウォークスタートです。

 県道佐賀関循環線は佐賀関半島をぐるっと回ってます。時計回りで半島の先端の方へ進みます。すぐに町中を抜けて森林の中の上り坂に入ります。日光があまり差さないので暑さ避けになります。県道の標高の1番高い箇所を過ぎたら展望が開けて関崎展望所に着きました。北東には豊予海峡に浮かぶ高島が見えます。磯釣りで人気の無人島です。ここから県道を少し下った所から左折し200m程行った所にある関崎みらい海星館に着きました。令和5年11月にリニューアルオープンしました。海星館には天体観測室、プラネタリウム、展望室、展示ホール等があります。展示ホールでは太陽系の惑星など宇宙をテーマにした展示があり異空間にいる感じになります。

 館内を簡単に見学した後、海星館を出てさらに半島先端にある関崎灯台へと向かう細道を下っていきます。関崎灯台は明治34年に建設された大分県最古の灯台です。鉄造灯台として国登録有形文化財に登録されています。灯台からは豊予海峡を挟んで愛媛県の佐田岬半島がより近くに見えます。灯台を出て細道を南へ進み、県道佐賀関循環線に出て左折します。下り坂を進み、黒ケ浜海岸に出ました。海岸は一面黒い砂利で覆われています。蛇紋岩(じゃもんがん)が長年の波による研磨作用によって砂利となったものです。日本の渚・百選に選定されています。海岸線の県道を進み、半島南側付根の町中を通り国道217号に出て左折します。

 海岸沿いを走る国道217号を600m程進み、12時05分にあまべの郷「関あじ・関さば館」というレストランに着きました。客が多く30分程待って入りました。6人が入れる広い部屋を案内してくれました。後藤さんは、りゅうきゅう丼くろめ汁セット、河野さんと私は関の海鮮丼、阿部さんと渡辺さんは豊後の天丼、麻生さんはりゅうきゅう丼を注文します。飲兵衛の4人(後藤、河野、麻生、高木)はいつもどおりビール(瓶の黒ラベル)も注文します。海鮮丼の魚は、タイ、ブリ、アジ、サザエです。丼から溢れるほど刺身が乗ってました。新鮮で美味しかったです。天丼の具は、エビ、なす、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、レンコン、それに加えてとり天も乗ってました。エビ、野菜、鶏肉と盛りだくさんの天丼です。

 食事後13時20分にレストランを出ます。来た道を少し戻り左折して山中の細道を上って行きます。山中には手つかずの原生林が茂っています。太古の生物がいる雰囲気です。山の峠を越えて下り坂になりました。途中、城山(標高267m)への西登山口がありました。さらに下って行き佐賀関ダムに着きました。灌漑用のアースダムです。釣り禁止の看板がありました。何が釣れたのだろうと思いました。道を下って行き別府湾に面した小志生木の集落に出ました。海岸沿いを走る国道197号の旧道を東へ進みます。佐賀関トンネル手前から軽便鉄道跡地の遊歩道を東へ進みます。左手は小さな磯場と海に接しています。遊歩道を抜けて町中に入り16時ちょうどに佐賀関市民センターに戻りました。

 今回は佐賀関の海岸線をメインにウォークしました。佐賀関の広がる海からは豊富な魚介類が獲れます。それだけに海を見ているとワクワクします。雄大な海の景色を眺め、新鮮な地魚を食べリフレッシュできたウォークでした。
2025/06/06 (Fri) 19:08:51

JR博多南線ウォーク(博多南駅~博多駅) - 高木 博

 5月31日(土)田中さん、河野さんとJR博多南線(博多南駅~博多駅)の14キロをウォークしました。JR博多南線は九州新幹線の線路を走る新幹線ですが在来線扱いの区間です。私の車で河野さん宅を7時15分発、国道210号から大分自動車道の湯布院インターに入り筑紫野インターで下ります。筑紫野市街地を通り、西鉄二日市駅で西鉄大牟田駅から来た田中さんと合流し私の車に同乗してもらいます。那珂川市の安徳公園に着き駐車場に車を止めます。11時ウォークスタートです。雲は少なく青空が広がり良い天気です。

 住宅街の中を流れる小さな梶原川右岸に沿った道路を下流へ進みます。水深は浅く川の水は透明で綺麗です。カモが5~6匹泳いでました。上空には福岡空港に着陸するため高度を下げた飛行機が5分おきくらいに通過します。すぐに福岡市南区に入り梶原川は本流の那珂川と合流しました。那珂川は川幅は広くなりましたが水深は浅いです。右岸堤防道路を下流へ進みます。川の中央に突き出た大石があり、亀が4~5匹と黒いカワウが1匹、石の上で並んで仲良く日向ぼっこをしてました。ほのぼのした風景です。下流へ進みます。堰があるため水深は徐々に深くなっていきます。どんな魚が潜んでいるのだろうと思いました。

 堰を過ぎると水深は浅くなりました。那珂川右岸に沿って那珂川河畔公園が伸びています。桜の木が多数並んで植えられてます。川を見ると50センチくらいの鯉が3~4匹泳いでいました。シロサギ、クロサギもいて小魚を狙ってじっと佇んでいました。茶色の小鳥たちが川の上を飛び回ります。鳥たちの憩いの場所にもなっています。那珂川緑地を過ぎて県道福岡筑紫野線に出て左折し500m程行った所にある大衆食堂だんわに12時10分に入ります。小さな質素な食堂です。テーブル席に座り、田中さんはチャンポン、河野さんはチキン南蛮定食、私は魚フライ定食を注文します。飲兵衛の2人(河野、高木)はもちろん生ビールも注文します。

 多少汗が出ていたのでビールが旨いです。魚フライはアジ1匹、白身魚2匹でした。揚げたてのアツアツ、サクサクで美味しかったです。12時50分に店を出ます。今度は那珂川左岸の河川敷に下りて遊歩道を下流へ進みます。この近辺になると周辺には高層マンションが増えていきます。川幅は少しずつ広くなっていきますが水深は浅いです。石鯛釣りの竿とリールを置き竿にして鯉釣りをしている釣り人がいました。川底が見えている状態なので仕掛けを遠投してました。市街地の川だから釣った魚は食べずに放流するのかなと思いました。そのすぐ下流の堰の上流でブラックバスのルアー釣りをしている釣り人がいました。

 河川敷遊歩道を進み、県道桧原比恵線の百年橋すぐ手前から河川敷きを上がります。商業店舗が並ぶ中の清川173号線を北へ進みます。柳橋連合市場に着きました。市場の中の100mほどの通路を進みます。左右には鮮魚店、野菜店などが並びます。市場を出て住吉通りを西へ少し進み渡辺通りに入り北へ進みます。天神には巨大なビルが並びます。福岡三越ビルが横に見えました。ビルの中には西鉄福岡駅と西鉄高速バスターミナルがあります。旅の拠点となっているターミナル駅です。高速バスに乗って景色を見ながらビールを飲みたいと思いました。

 今年4月24日にオープンしたばかりのワンフクオカビルに着きました。ホテル、事務所、ショップ&レストラン、居酒屋などがビル内にあります。4面ガラス張りの建物です。福岡市内を走る警固断層は今後30年以内に地震が発生する可能性があり震度6強が想定されています。もし地震が発生したら、ビルのガラスが割れて下に落ちて危険ではないかと心配になりました。明治通りに出て右折します。中州を横断し地下鉄中州川端駅入口の箇所から中洲川端通商店街のアーケードの中を進みます。衣料品店や飲食店など老舗の店と新しい店が融和している商店街です。

 博多駅前通りに出て博多駅方向へ進み15時20分に博多駅に着きました。やはり人が多く活気がありました。まず新幹線切符売り場に行きJR博多南線の切符を買います。料金は330円(特定特急券130円、乗車券200円)で新幹線に乗れます。それから博多エキナカマイングでお土産を買いました。新幹線乗車口から入り16時09分発の新幹線に乗ります。車両は500系新幹線「こだま」です。乗車距離は8.5キロ、乗車時間は8分です。新幹線の動きは、さすがに滑らかです。ほんの少しだけ旅気分を味わいました。博多南駅で降りて600m程歩き16時30分に安徳公園に戻りました。

 今回は九州一の都会の中を流れる那珂川と天神界隈の繁華街をウォークしました。那珂川では魚(鯉しか見かけなかったけど)や水鳥が元気に共存してました。繁華街では巨大なビルと人の動きにエネルギーを感じました。久しぶりに都会の雰囲気を楽しめたウォークでした。
2025/05/14 (Wed) 17:53:14

臼杵湾沿岸ウォーク(臼杵土木事務所~佐志生~一本松峠) - 高木 博

 5月10日(土)後藤さん、河野さん、阿部さん、麻生さん、渡辺さんと大分県臼杵土木事務所を起点に臼杵湾沿岸~佐志生~一本松峠を回る29キロをウォークしました。今回は後藤さんの計画です。臼杵土木事務所は臼杵港すぐ近くにあります。各自、臼杵土木事務所の駐車場に集合し、8時40分ウォークスタートです。今のところ曇り空ですが、やがて晴れてくる予報です。

 県道大分臼杵線の中須賀橋と市道の臼杵大橋を渡り臼杵湾に沿った細い市道を北へ進みます。大浜地区に入りました。小さい港に漁船が多数並んでいます。テトラポットでホゴ釣りをしている人がいました。この時期はクロ釣りにはまだ早いかもしれません。さらに市道を北へ進みます。臼杵湾を見ると手前に津久見島が見えます。ずっと遠くに沖無垢島、地無垢島が並んで見えます。島の見える風景は情緒があります。この近辺の海は遠浅で海底は砂地のようです。防波堤からの投げ釣りには向いているでしょう。中津浦地区に入りました。ここにも小さな港があり漁船が並んでいます。どんな魚が獲れるのか興味が湧きます。漁港の雰囲気は好きです。

 中津浦の港を過ぎて200m程行った所から左折し森林の中の急な細道を上って行きます。山の斜面にはミカン畑が広がります。たしか甘夏だったような気がします。森林上層部を走る市道と合流し北へ進みます。うすき少年自然の家(現在は廃止)の横を通り道を下っていきます。下ノ江港の下ノ江造船に出ました。船長が100mはあろうかという赤い大きな船を整備中でした。県道下ノ江港線を右折し下ノ江港灯台へと向かいます。オオツカデイゼル臼杵工場の横を通ります。小山の上に下ノ江港灯台がありますが、灯台へ上る道が見当たりません。あきらめて引き返すことにしました。

 県道下の江港線から佐志生へ向かう市道に入り北へ進みます。国道217号に出て1キロ程北へ進み11時40分、佐志生地区の国道217号沿いにある「さしう大丸」に着きました。小さな地味なうどん屋です。あいにく満席なので10分程待ってから店内に入ります。テーブル席に座り、後藤さん、河野さん、阿部さん、私は大丸スペシャルうどん(うどん、エビ天、かき揚げ)、麻生さんは天ぷら盛り合わせ(エビ、かぼちゃ、大葉、ししとう)とご飯(小)、渡辺さんはエビ天うどんを注文します。飲ん兵衛の4人(後藤、河野、麻生、高木)はもちろん瓶ビールも注文します。気温が上がってきて喉が渇いていたのでビールがこよなく旨いです。

 うどんの麺は少々かためです。私はこの方が歯ごたえがって好きです。うどんつゆは、カツオだし、昆布だし等がバランスよく配合されていて旨かったです。エビ天とかき揚げは衣がパリパリサクサクで食感がとても良かったです。こんな天ぷらを揚げる技術は素晴らしいと思いました。コツを教えてもらいたいと思いました。店員の方もキビキビ動いて接客対応も爽やかで気分良く食事ができました。客が多いのも納得です。うどん屋では、うどん以外に天ぷらやカツ丼なども提供する店が多くメニューは意外と多いです。美味しかったです。

 昼食後12時30分に店を出ます。西側の山中に向かう市道を進み関臼津広域農道に出て南へ進みます。緩い上り坂が続きます。昨日雨が降ったせいか、山中の森林の緑が生き生きして見えました。一本松峠を越えて下り坂になりました。国道217号に出て南へ進みます。臼杵市街地に入り市浜橋手前から左折して臼杵川左岸の市道を下流へ進みます。臼杵川の松島橋を渡り、城下町臼杵の観光エリアに入りました。八丁大路を東へ進みます。木造の歴史あるレトロな商店が並びます。途中、小手川商店に立ち寄りみそソフトを買って店内で食べます。みその香りをかすかに感じました。八丁大路を抜けて港町商店街を通り臼杵土木事務所に16時5分に戻りました。 

 今回は初夏の中をウォークし汗も出て喉も渇きました。いよいよ夏のウォークに突入したなと思いました。午前中は青い海と漁港の風景、午後からは山中の新緑の風景と城下町の情緒を楽しめたウォークでした。