2025/07/04 (Fri) 16:02:46

佐賀関半島ウォーク(佐賀関市民センター~関崎灯台) - 高木 博

 6月22日(日)後藤さん、河野さん、阿部さん、麻生さん、渡辺さんと大分市東部にある佐賀関半島を回る23キロをウォークしました。今回は渡辺さんの計画です。各自、車で佐賀関市民センターの駐車場に集合します。佐賀関市民センターは佐賀関半島の付根にあります。天気は曇りですが、気温は高くなりそうです。凍らせた水のペットボトルを3本持参しました。9時05分ウォークスタートです。

 県道佐賀関循環線は佐賀関半島をぐるっと回ってます。時計回りで半島の先端の方へ進みます。すぐに町中を抜けて森林の中の上り坂に入ります。日光があまり差さないので暑さ避けになります。県道の標高の1番高い箇所を過ぎたら展望が開けて関崎展望所に着きました。北東には豊予海峡に浮かぶ高島が見えます。磯釣りで人気の無人島です。ここから県道を少し下った所から左折し200m程行った所にある関崎みらい海星館に着きました。令和5年11月にリニューアルオープンしました。海星館には天体観測室、プラネタリウム、展望室、展示ホール等があります。展示ホールでは太陽系の惑星など宇宙をテーマにした展示があり異空間にいる感じになります。

 館内を簡単に見学した後、海星館を出てさらに半島先端にある関崎灯台へと向かう細道を下っていきます。関崎灯台は明治34年に建設された大分県最古の灯台です。鉄造灯台として国登録有形文化財に登録されています。灯台からは豊予海峡を挟んで愛媛県の佐田岬半島がより近くに見えます。灯台を出て細道を南へ進み、県道佐賀関循環線に出て左折します。下り坂を進み、黒ケ浜海岸に出ました。海岸は一面黒い砂利で覆われています。蛇紋岩(じゃもんがん)が長年の波による研磨作用によって砂利となったものです。日本の渚・百選に選定されています。海岸線の県道を進み、半島南側付根の町中を通り国道217号に出て左折します。

 海岸沿いを走る国道217号を600m程進み、12時05分にあまべの郷「関あじ・関さば館」というレストランに着きました。客が多く30分程待って入りました。6人が入れる広い部屋を案内してくれました。後藤さんは、りゅうきゅう丼くろめ汁セット、河野さんと私は関の海鮮丼、阿部さんと渡辺さんは豊後の天丼、麻生さんはりゅうきゅう丼を注文します。飲兵衛の4人(後藤、河野、麻生、高木)はいつもどおりビール(瓶の黒ラベル)も注文します。海鮮丼の魚は、タイ、ブリ、アジ、サザエです。丼から溢れるほど刺身が乗ってました。新鮮で美味しかったです。天丼の具は、エビ、なす、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、レンコン、それに加えてとり天も乗ってました。エビ、野菜、鶏肉と盛りだくさんの天丼です。

 食事後13時20分にレストランを出ます。来た道を少し戻り左折して山中の細道を上って行きます。山中には手つかずの原生林が茂っています。太古の生物がいる雰囲気です。山の峠を越えて下り坂になりました。途中、城山(標高267m)への西登山口がありました。さらに下って行き佐賀関ダムに着きました。灌漑用のアースダムです。釣り禁止の看板がありました。何が釣れたのだろうと思いました。道を下って行き別府湾に面した小志生木の集落に出ました。海岸沿いを走る国道197号の旧道を東へ進みます。佐賀関トンネル手前から軽便鉄道跡地の遊歩道を東へ進みます。左手は小さな磯場と海に接しています。遊歩道を抜けて町中に入り16時ちょうどに佐賀関市民センターに戻りました。

 今回は佐賀関の海岸線をメインにウォークしました。佐賀関の広がる海からは豊富な魚介類が獲れます。それだけに海を見ているとワクワクします。雄大な海の景色を眺め、新鮮な地魚を食べリフレッシュできたウォークでした。
2025/06/06 (Fri) 19:08:51

JR博多南線ウォーク(博多南駅~博多駅) - 高木 博

 5月31日(土)田中さん、河野さんとJR博多南線(博多南駅~博多駅)の14キロをウォークしました。JR博多南線は九州新幹線の線路を走る新幹線ですが在来線扱いの区間です。私の車で河野さん宅を7時15分発、国道210号から大分自動車道の湯布院インターに入り筑紫野インターで下ります。筑紫野市街地を通り、西鉄二日市駅で西鉄大牟田駅から来た田中さんと合流し私の車に同乗してもらいます。那珂川市の安徳公園に着き駐車場に車を止めます。11時ウォークスタートです。雲は少なく青空が広がり良い天気です。

 住宅街の中を流れる小さな梶原川右岸に沿った道路を下流へ進みます。水深は浅く川の水は透明で綺麗です。カモが5~6匹泳いでました。上空には福岡空港に着陸するため高度を下げた飛行機が5分おきくらいに通過します。すぐに福岡市南区に入り梶原川は本流の那珂川と合流しました。那珂川は川幅は広くなりましたが水深は浅いです。右岸堤防道路を下流へ進みます。川の中央に突き出た大石があり、亀が4~5匹と黒いカワウが1匹、石の上で並んで仲良く日向ぼっこをしてました。ほのぼのした風景です。下流へ進みます。堰があるため水深は徐々に深くなっていきます。どんな魚が潜んでいるのだろうと思いました。

 堰を過ぎると水深は浅くなりました。那珂川右岸に沿って那珂川河畔公園が伸びています。桜の木が多数並んで植えられてます。川を見ると50センチくらいの鯉が3~4匹泳いでいました。シロサギ、クロサギもいて小魚を狙ってじっと佇んでいました。茶色の小鳥たちが川の上を飛び回ります。鳥たちの憩いの場所にもなっています。那珂川緑地を過ぎて県道福岡筑紫野線に出て左折し500m程行った所にある大衆食堂だんわに12時10分に入ります。小さな質素な食堂です。テーブル席に座り、田中さんはチャンポン、河野さんはチキン南蛮定食、私は魚フライ定食を注文します。飲兵衛の2人(河野、高木)はもちろん生ビールも注文します。

 多少汗が出ていたのでビールが旨いです。魚フライはアジ1匹、白身魚2匹でした。揚げたてのアツアツ、サクサクで美味しかったです。12時50分に店を出ます。今度は那珂川左岸の河川敷に下りて遊歩道を下流へ進みます。この近辺になると周辺には高層マンションが増えていきます。川幅は少しずつ広くなっていきますが水深は浅いです。石鯛釣りの竿とリールを置き竿にして鯉釣りをしている釣り人がいました。川底が見えている状態なので仕掛けを遠投してました。市街地の川だから釣った魚は食べずに放流するのかなと思いました。そのすぐ下流の堰の上流でブラックバスのルアー釣りをしている釣り人がいました。

 河川敷遊歩道を進み、県道桧原比恵線の百年橋すぐ手前から河川敷きを上がります。商業店舗が並ぶ中の清川173号線を北へ進みます。柳橋連合市場に着きました。市場の中の100mほどの通路を進みます。左右には鮮魚店、野菜店などが並びます。市場を出て住吉通りを西へ少し進み渡辺通りに入り北へ進みます。天神には巨大なビルが並びます。福岡三越ビルが横に見えました。ビルの中には西鉄福岡駅と西鉄高速バスターミナルがあります。旅の拠点となっているターミナル駅です。高速バスに乗って景色を見ながらビールを飲みたいと思いました。

 今年4月24日にオープンしたばかりのワンフクオカビルに着きました。ホテル、事務所、ショップ&レストラン、居酒屋などがビル内にあります。4面ガラス張りの建物です。福岡市内を走る警固断層は今後30年以内に地震が発生する可能性があり震度6強が想定されています。もし地震が発生したら、ビルのガラスが割れて下に落ちて危険ではないかと心配になりました。明治通りに出て右折します。中州を横断し地下鉄中州川端駅入口の箇所から中洲川端通商店街のアーケードの中を進みます。衣料品店や飲食店など老舗の店と新しい店が融和している商店街です。

 博多駅前通りに出て博多駅方向へ進み15時20分に博多駅に着きました。やはり人が多く活気がありました。まず新幹線切符売り場に行きJR博多南線の切符を買います。料金は330円(特定特急券130円、乗車券200円)で新幹線に乗れます。それから博多エキナカマイングでお土産を買いました。新幹線乗車口から入り16時09分発の新幹線に乗ります。車両は500系新幹線「こだま」です。乗車距離は8.5キロ、乗車時間は8分です。新幹線の動きは、さすがに滑らかです。ほんの少しだけ旅気分を味わいました。博多南駅で降りて600m程歩き16時30分に安徳公園に戻りました。

 今回は九州一の都会の中を流れる那珂川と天神界隈の繁華街をウォークしました。那珂川では魚(鯉しか見かけなかったけど)や水鳥が元気に共存してました。繁華街では巨大なビルと人の動きにエネルギーを感じました。久しぶりに都会の雰囲気を楽しめたウォークでした。
2025/05/14 (Wed) 17:53:14

臼杵湾沿岸ウォーク(臼杵土木事務所~佐志生~一本松峠) - 高木 博

 5月10日(土)後藤さん、河野さん、阿部さん、麻生さん、渡辺さんと大分県臼杵土木事務所を起点に臼杵湾沿岸~佐志生~一本松峠を回る29キロをウォークしました。今回は後藤さんの計画です。臼杵土木事務所は臼杵港すぐ近くにあります。各自、臼杵土木事務所の駐車場に集合し、8時40分ウォークスタートです。今のところ曇り空ですが、やがて晴れてくる予報です。

 県道大分臼杵線の中須賀橋と市道の臼杵大橋を渡り臼杵湾に沿った細い市道を北へ進みます。大浜地区に入りました。小さい港に漁船が多数並んでいます。テトラポットでホゴ釣りをしている人がいました。この時期はクロ釣りにはまだ早いかもしれません。さらに市道を北へ進みます。臼杵湾を見ると手前に津久見島が見えます。ずっと遠くに沖無垢島、地無垢島が並んで見えます。島の見える風景は情緒があります。この近辺の海は遠浅で海底は砂地のようです。防波堤からの投げ釣りには向いているでしょう。中津浦地区に入りました。ここにも小さな港があり漁船が並んでいます。どんな魚が獲れるのか興味が湧きます。漁港の雰囲気は好きです。

 中津浦の港を過ぎて200m程行った所から左折し森林の中の急な細道を上って行きます。山の斜面にはミカン畑が広がります。たしか甘夏だったような気がします。森林上層部を走る市道と合流し北へ進みます。うすき少年自然の家(現在は廃止)の横を通り道を下っていきます。下ノ江港の下ノ江造船に出ました。船長が100mはあろうかという赤い大きな船を整備中でした。県道下ノ江港線を右折し下ノ江港灯台へと向かいます。オオツカデイゼル臼杵工場の横を通ります。小山の上に下ノ江港灯台がありますが、灯台へ上る道が見当たりません。あきらめて引き返すことにしました。

 県道下の江港線から佐志生へ向かう市道に入り北へ進みます。国道217号に出て1キロ程北へ進み11時40分、佐志生地区の国道217号沿いにある「さしう大丸」に着きました。小さな地味なうどん屋です。あいにく満席なので10分程待ってから店内に入ります。テーブル席に座り、後藤さん、河野さん、阿部さん、私は大丸スペシャルうどん(うどん、エビ天、かき揚げ)、麻生さんは天ぷら盛り合わせ(エビ、かぼちゃ、大葉、ししとう)とご飯(小)、渡辺さんはエビ天うどんを注文します。飲ん兵衛の4人(後藤、河野、麻生、高木)はもちろん瓶ビールも注文します。気温が上がってきて喉が渇いていたのでビールがこよなく旨いです。

 うどんの麺は少々かためです。私はこの方が歯ごたえがって好きです。うどんつゆは、カツオだし、昆布だし等がバランスよく配合されていて旨かったです。エビ天とかき揚げは衣がパリパリサクサクで食感がとても良かったです。こんな天ぷらを揚げる技術は素晴らしいと思いました。コツを教えてもらいたいと思いました。店員の方もキビキビ動いて接客対応も爽やかで気分良く食事ができました。客が多いのも納得です。うどん屋では、うどん以外に天ぷらやカツ丼なども提供する店が多くメニューは意外と多いです。美味しかったです。

 昼食後12時30分に店を出ます。西側の山中に向かう市道を進み関臼津広域農道に出て南へ進みます。緩い上り坂が続きます。昨日雨が降ったせいか、山中の森林の緑が生き生きして見えました。一本松峠を越えて下り坂になりました。国道217号に出て南へ進みます。臼杵市街地に入り市浜橋手前から左折して臼杵川左岸の市道を下流へ進みます。臼杵川の松島橋を渡り、城下町臼杵の観光エリアに入りました。八丁大路を東へ進みます。木造の歴史あるレトロな商店が並びます。途中、小手川商店に立ち寄りみそソフトを買って店内で食べます。みその香りをかすかに感じました。八丁大路を抜けて港町商店街を通り臼杵土木事務所に16時5分に戻りました。 

 今回は初夏の中をウォークし汗も出て喉も渇きました。いよいよ夏のウォークに突入したなと思いました。午前中は青い海と漁港の風景、午後からは山中の新緑の風景と城下町の情緒を楽しめたウォークでした。
2025/05/03 (Sat) 13:28:59

大分市野津原ウォーク(野津原支所~宇曽嶽神社~ななせダム) - 高木 博

 4月19日(土)後藤さん、河野さん、阿部さん、麻生さん、渡辺さんと大分市役所野津原支所を起点に宇曽嶽神社~ななせダムを回る26キロをウォークしました。今回は麻生さんの計画です。各自、車で野津原支所に集合します。野津原支所は大分市南西部の山間の国道442号沿いにあります。8時40分ウォークスタートです。青空が広がり天気は良いです。支所北側の集落内を少し回り国道442号に架かる小さい陸橋を渡り市道を南の高台へと進みます。

 緩い上り坂が続きます。野津原球場と宇曽山荘の横を過ぎて宇曽嶽神社入口に着きました。宇曽嶽神社は標高640mの宇曽山山頂にあります。神社入口から山中の獣道のような参道を進みます。急坂が続きます。参道は途中で市道を3回横断して宇曽嶽神社の駐車場に着きました。市道を車で進めば駐車場に来れますが、我々は歩いて参道を進みました。駐車場からの眺望は良いです。野津原の市街地、高崎山、由布岳、大船山を見渡すことができます。ここから200mほど急坂を進み宇曽嶽神社拝殿に着きました。お参りします。それから急坂の石階段を上り標高640mの神社本殿に着きました。またお参りします。ここまで急坂ばかりで息が切れました。

 ひと息入れたあと下山します。今度は参道ではなく森林の中の市道を下っていきます。11時50分、宇曽山荘に着きました。宇曽山荘にはテニスコートや研修施設があります。今日も若い人たちがテニスの練習をしてました。食堂に行き、用意してもらっていた昼食の弁当(800円)を食べます。おかずは天ぷら(イカ、鶏肉を挟んだレンコン、エビを挟んだナス)、チキンの南蛮漬け、ブリの煮付け、卵焼きとメニューは豊富でした。飲兵衛の4人(後藤、河野、麻生、高木)はもちろん瓶ビールも注文します。登山後の適度な疲労感と喉の渇きでビールは身に染みて旨いです。ビールはウォーク時のなくてはならない楽しみです。

 12時40分、宇曽山荘を出ます。山間のほぼ平坦な市道を西のななせダムの方向へ進みます。所々、森林が切れた箇所に小集落と田畑があります。ななせダムの堤体が見えてきました。2020年4月に供用開始の新しいダムです。高さ91.6mのロックフィルダムで土や岩石を積み重ねて建設されているのでガッチリして見えます。既に誰かがダムにブラックバスやブルーギルをこそっと放流していたら生態系が壊れて一大事になります。日本固有種の魚が生息できる環境を守ってもらいたいです。ダム堤体下の道路を上って行き国道442号に出ました。出てすぐの所にある原村神社から国道442号東側の旧道を北へ下っていきます。ひなびた民家が続きます。

 国道442号に出て少し進み左折して県道久住高原野津原線を進みます。すぐに右折して国道442号西側の旧道に入ります。山間の田園地帯を進み大分中部広域農道に出て右折します。国道442号を横断してから上り坂となりました。高台の森を越えて下り坂になり辻原地区の交差点から左折して市道を北へ進みます。ワイエイシイ(株)大分工場の横を通り森林の中のクネクネ道を下っていきます。七瀬川に架かる古い石橋を渡ります。この辺の七瀬川は水深がごく浅く流量が少なく岩盤質の川底なので魚はほとんど住んでいないように感じました。森林を抜けて集落内の市道を進みます。国道442号に出て右折して進み16時45分に野津原支所に戻りました。

 今回は登山とアップダウンの多いルートだったので疲れました。ウォーク距離は26キロでしたが体感的には30キロ以上の疲労感でした。足腰に多少痛みが出ましたが、山間の清々しい自然風景の中、良い鍛錬となったウォークでした。
2025/03/30 (Sun) 12:21:24

湯布院町ウォーク(ゆふの水~湯の坪川) - 高木 博

 3月22日(土)塩月さん、河野さんと湯布院町を回る18キロをウォークしました。私の車に2人を乗せて大分自動車道の光吉インターから高速に入り別府湾スマートインターで下ります。国道500号と県道塚原天間線を進み、由布岳麓にある由布岳スマートインター手前の「ゆふの水」に着き駐車します。「ゆふの水」には地下240mから噴きあがっている冷鉱泉水があります。大分県の保健所から公共飲用利用許可票をもらっており、無菌質の安心・安全な水です。

 3人ともまず水汲み場に行き、持参した容器に水を汲みます。ミネラルがバランスよく含まれており飲みやすい美味しさでした。水汲み場の横には「ゆふの水キッチン」というアメリカン風の木造の喫茶店があります。この喫茶店も「ゆふの水」も塩月さんの友人が経営しています。この友人は音楽活動もしており、とても明るく快活な方で芸能人みたいな雰囲気でした。ゆふの水は健康に良いとのことで、県外からわざわざ、ゆふの水を汲みに来る人がいるそうです。糖尿病の私も高血圧の河野さんもゆふの水を飲んで病状が改善することを期待します。1日2リットル飲むのが良いとのことです。

 9時30分ウォークスタートです。塚原地区の小集落に向かう市道を進みます。高原地帯にある集落で昔ながらのひなびた民家が並びます。小集落を抜けて県道鳥越由布院線に出て西へ進みます。道路の左右は葉の落ちた枝だけの雑木がずっと並びます。木の名前は分かりませんが北海道の白樺林のような風景です。大分自動車道の手前から右折し山間の市道を西へ進みます。市道を2キロ程進んだ所から左折し高原地帯の草原の中を通る細道を南へ下っていきます。草原は野焼きをした後で地面の表面が露出しており地形がよく分かります。

 前方には湯布院盆地の市街地を見下ろせます。黄砂のせいか幾分霞がかかって見えます。大分自動車道の下をくぐり草原の細道を抜けて市道に入り下っていきます。別荘地帯に入りました。温泉付きでしょうか。さらに進み民家の並ぶ中を下ります。市街地に入り平坦な道となりました。陸上自衛隊湯布院駐屯地の横を通り、県道別府一の宮線(やまなみハイウェイ)に出て左折し12時15分、田舎庵という食堂に着きました。すでに待ち客が多いです。店外のベンチに座り待ちます。韓国人らしき待ち客も数名いました。食堂近辺には観光客が多数歩いてました。

 30分程待ってようやく店内に入れました。テーブル席に座り塩月さんは天丼セット(ミニそば付き)、河野さんと私は天丼セット(ミニうどん付き)を注文します。3人とも瓶ビールも注文します。出てきたビールはアサヒのマルエフでした。このビールは私が1番好きなビールです。ほろ苦でまろやかな味で旨いです。天丼の具はエビ、ナス、ゴボウなど揚げたてのパリパリで美味しかった。うどんのスープがまた美味しかった。昆布出しなどが絶妙なバランスで調合されているのだろうと思いました。美味しすぎたので、河野さんは高血圧だけど塩分を気にせずにスープを飲み干しました。ご馳走様でした。

 13時15分、店を出ます。県道別府一の宮線を東へ160m程進み、湯の坪川右岸沿いを上流へ進みます。湯の坪川は大分川の源流となっている小さな川です。川の中にシロサギがいて小魚を捕まえました。ハエでしょうか。もしかしたら金鱗湖にいる熱帯魚のグッピーかもしれません。民家の並ぶ中を進み、県道鳥越由布院線に出て右折します。上り坂がずっと続きます。少し息が切れてきました。次第に湯布院盆地から離れていきます。大分自動車道のすぐ手前から右折し大分自動車道の側道を東へ進みます。高速道路を車が頻繁に行き来するのが見えます。高速道路はJR線路と同様に日本全国に繋がっているので見ているだけで旅情を感じます。

 側道から県道塚原天間線に出て右折し進み15時10分に「ゆふの水」に戻りました。今回は、湯布院町を高原地帯から市街地まで回りました。高原地帯の清々しさと市街地の華やかさを楽しめたウォークでした。
2025/03/15 (Sat) 10:26:00

中津市街地ウォーク(道の駅なかつ~中津干潟~山国川) - 高木 博

 3月8日(土)後藤さん、河野さん、麻生さんと中津市街地を回る28キロをウォークしました。私の車に3人を乗せて大分自動車道の光吉インターから高速に入り宇佐インターで下ります。国道10号を進み道の駅なかつに着き、駐車場に車を止め、9時ウォークスタートです。曇り空ですが、そんなに寒くなく気候的にはウォークしやすい季節になりました。

 犬丸川左岸方向に広がる田畑の中の農道を北東へ進みます。中津市清掃センター手前の小平橋から犬丸川左岸堤防道路に入り下流へ進みます。犬丸川は小さな河川で所々に灌漑用の堰があり水が溜まっています。釣竿を出してみたくなります。堤防道路を進み中津日田道路に突き当たりました。ここから左折し中津日田道路の側道を北へ進みます。田園地帯が広がる中を進みます。JR日豊本線に突き当たった所から左折しJR沿いの細道を進みます。大分駅方面へ向かう青いソニックが通過しました。特急電車に乗ってビールを飲みながら旅行したいなと思いました。JR東中津駅に着きました。木造のレトロな小さな駅です。昔懐かしの風情があります。

 JR東中津駅から少し進んだ所にあるJR線路に架かる歩道橋を渡ります。歩道橋からは真っすぐに伸びる線路を見渡せます。線路は日本全国に繋がっているので、線路を見ると旅情を感じます。県道中津高田線の田尻交差点に出て左折してすぐの所にある「亮平うどん」に11時に入ります。畳席に上がり、後藤さんと河野さんは豚ロースカツ丼定食、麻生さんは唐揚げ定食のご飯抜き、私は豚ロースとんかつ定食を注文します。ウォーク中はエネルギーを消費するので肉を食べたくなります。うどん屋のためか、定食にはすべてミニうどんが付いていました。今回は飲兵衛ばかりなので全員ビールを注文します。昼食のビールはこよなく楽しみです。

 昼食後11時40分に店を出ます。県道中津高田線を市街地中心部の方へ進み、小さな舞手川の橋を渡った所から左折し市道を進みます。住宅街が続きます。大分県立工科短期大学校の横を通り蛎瀬橋に出て蛎瀬川右岸堤防道路を下流へ進みます。県道中津高田線に出て蛎瀬大橋を渡り、今度は蛎瀬川左岸に沿った道路を下流へ進みます。河口部なので河川敷には無数の小さなカニ穴が見えます。水辺にはサギやカモが群がっていてカニや魚を狙っているようです。河川護岸を進み周防灘に出ました。この近辺は中津干潟と言われており、干潮時には沖合3キロまで砂泥地が広がる遠浅の海です。はるか向こうの宇部市方向には山口県の山々がうっすら霞んで見えます。

 海岸護岸を西へ進みます。干潟に下りて遊ぶ家族連れがいました。水辺で遊べる気候となり春が近づいたなと思いました。護岸を進み、中津川河口に出て右岸堤防道路を上流へ進みます。中津川に架かる龍王橋を渡り小祝地区に入ります。小祝地区は山国川と山国川から分流した中津川に挟まれた三角州にあります。先の尖った地形です。市道を進み小祝漁港に出ました。中津の海で採れる魚介類は、蛎と鱧が有名です。河口部ではスズキ、チヌ、ウナギ、ハゼが釣れるようです。山国川沿いの堤防道路を上流へ進みます。三角州の先端を回り中津川に架かる小祝橋を渡り右岸堤防道路を上流へ進みます。山国川と合流し山国川右岸堤防道路を上流へ進みます。

 JR日豊本線の下をくぐり進んで行きます。山国川の平成大堰に着きました。水がたっぷり溜まっており川幅も広く適度な水深もありそうでコイやフナなど多くの川魚が潜んでいそうです。堰の1キロ程上流はゴロタ石の清流となっており、ハエ釣りのポイントに思えました。山国川は釣り人にとって釣趣をそそられる川です。気温も上ってきているので川釣りは今からです。堤防道路から国道212号に出て少し進み、中津バイパス手前から左折して県道円座中津線に入ります。住宅街の中を東へ進みます。南方に八面山がより近くに見えるようになりました。ちょうど16時に道の駅なかつに戻りました。

 今回は、中津市街地にある川沿い、JR沿い、海岸沿いをウォークしました。水のある風景は豊かさを感じ心和みます。JR沿いは旅情を誘います。春が近づき、水辺の風景も人の動きも活発になってきたなと感じたウォークでした。
2025/02/26 (Wed) 20:44:40

菊池市街地ウォーク(菊池観光協会~メロンドーム) - 高木 博

 2月22日(土)田中さん、河野さんと菊池市街地を回る14キロをウォークしました。今回は大牟田市に住む田中さんの計画です。私の車で河野さんの自宅を7時45分発、大分市から中九州横断道路と国道325号を経由して熊本県菊池市の菊池観光協会の駐車場に着きました。田中さんが既に到着していて出迎えてくれました。駐車場を10時40分ウォークスタートです。今日は晴れていて雲が少ないですが寒いです。カメラを持つ手がかじかんでいます。

 市街地の中は基本的に田中さんが菊池市役所からもらった「おさんぽコース」の地図に従って進みます。まずは南側のレトロな温泉旅館街の中を進みます。居酒屋やスナックがあったりして温泉情緒があります。市道に出て左折し東へ進みます。市道沿いに世界灌がい施設遺産となっている「築地井手」があります。透き通った清らかな水が流れています。菊池川から分流して取水しています。築地井手の流れを見ながら市道を進み、菊池横穴墳付近で折り返します。国道387号の正観寺交差点を右折してからは温泉街を抜けて菊池市街地の中をジグザクに進むことになります。商業店舗、食堂、菊池市役所、隈府小学校などが並びます。

 国道325号に出て西へ進みます。市街地を抜けると周囲は田園地帯になりました。迫間川に架かる水次橋あたりから冷たい西風が強くなってきました。寒さが増します。南西方向には遠くに雲仙普賢岳が見えます。予定していた昼食場所の道の駅水辺プラザに早く着きたいと黙々と進みます。しかし予定時間が遅れているので12時30分、道の駅メロンドーム手前の「うちだ屋菊池店」に入ることにしました。店に入ると暖かくホッとしました。田中さんは山かけ月見うどんと高菜めしセット、河野さんと私はカツ丼と並うどんセットを注文します。当然、河野さんと私はビールも注文します。3人で近況をいろいろ語り合いながら食事をします。

 食事後、500m程先の道の駅メロンドームに立ち寄ります。農産物、海産物、お土産などが販売されてます。七城町の特産品であるメロンを使ったお菓子がいっぱいです。メロンパン、メロン饅頭、メロン餅等まだまだ沢山ありました。メロンが好きな方は訪れてみたら楽しいと思います。結局、私はお土産に「熊本ぽてと」を買いました。メロンドームを出て南へ向かう細い農道を進み、迫間川に出て右岸堤防道路を上流へ進みます。周囲は田園地帯なので西風をもろに受けて寒いです。国道325号の水次橋に出て橋を渡り今度は左岸堤防道路を上流へ進みます。山崎橋の所から迫間川を離れ南へ進み市街地に入ります。

 国道325号に出て市街地中心部へ進みます。少し進んだ交差点から市道に入り市街地の中をジグザグと進みます。昔から続く商店が多い感じで、風情があります。それに意外とお寺が多いです。ウォークコース沿いに西覚寺、西照寺、檀林寺、妙蓮寺、廣現寺がありました。妙蓮寺には歴史を感じる巨大な楠がありました。市街地北側の御所通りに入ると、樹齢600年以上の超巨大な将軍木(ムクノキ)がありました。枝が折れないように何本もの支柱に支えられています。田中さんは説明看板をじっくり読んでました。御所通りを進み16時ちょうど、ふるさと創生市民広場北側の交差点に出ました。

 この交差点すぐ近くにある城乃井温泉に行きます。レトロな公衆浴場です。入浴料は300円、但しシャンプーと石鹸はありません。コインロッカー(10円)はあります。浴場は大1つ、小2つの湯舟がありました。温泉は無色です。昔ながらの銭湯という感じです。源泉掛け流しの湯量豊富な新鮮なお湯でした。寒さで体が冷えていたので本当に暖まりました。息を吹き返しすっきりした気持ちで温泉を出ます。ふるさと創生市民広場の中を通り、隣接している菊池観光協会の駐車場に戻りました。

 今回は、菊池市街地にあるレトロな温泉街、昔から続く商店街、歴史あるお寺を回ることができました。温泉を中心とした歴史ある街並みの風情を楽しめたウォークでした。
2025/02/23 (Sun) 09:48:18

日田市街地ウォーク(日田市役所~サッポロビール日田工場) - 高木 博

 2月15日(土)後藤さん、河野さん、阿部さん、麻生さん、渡辺さんと日田市街地を回る20キロをウォークしました。今回は河野さんの計画です。今年最初のウォークとなりました。日田市街地は大分県西部にある山間の盆地です。日田市役所の駐車場に集合し9時30分ウォークスタートです。曇り空の中に青空が少し覗きます。気温は少し肌寒い程度です。

 県道日田玖珠線を通りJR久大本線を横断し日田駅前から三隈川に向かう市道を進みます。小ぢんまりしたレトロな商店街の中を抜けると三隈川右岸に出ました。河川沿いには温泉ホテルが立ち並びます。すぐ下流に堰があるため三隈川は幅広く満々と水を貯えてダムのようです。水深も深そうです。おそらく巨ゴイや大ナマズが潜んでいることでしょう。ここから500mほど上流から上は清流となっておりアユ漁が盛んであります。右岸河川敷の遊歩道を上流へ進みます。三隈川は筑後川の上流部にあたります。水量が実に豊富で日田市が水郷といわれる所以です。県道岩戸五馬日田線の小渕橋の下をくぐります。ここから上流は玖珠川となります。

 豊後三芳駅近くから河川敷遊歩道を上がり国道386号を東へ進みます。右手に流れる玖珠川は鯉釣りに適した淀みがあり釣趣をそそられます。日田バイパスに出て右折し久留米市方向へ進みます。大山川に架かる大宮大橋を渡り1キロ程進んだ所から左折し上り坂の市道を進みます。11時10分、高台にあるサッポロビール日田工場に着きました。日田市街地を一望できるビューポイントでもあります。観光バスが3台程止まってました。我々は見学受付のあるウェルカム館に入ります。土曜日なのであいにくビール生産ラインは稼働してませんでしたが、見学窓口からは複雑な生産ラインの設備を眺めることができました。

 ウェルカム館を出て市道を北へ進み三隈川左岸に出ました。左岸沿いの市道を下流へ進みます。国道212号の台霧大橋手前にある人道橋を渡り三隈川の中州に出ました。昼食のため12時30分、中州にあるイオンタウン日田に行き、店内の庄屋というレストランに入ります。後藤さん、河野さん、私はアジフライ定食、阿部さんはカツ丼定食、麻生さんはアジフライの単品、渡辺さんは天丼定食を注文します。アジフライは長崎県松浦のアジとのことです。肉厚でした。飲兵衛の3人(後藤、麻生、高木)はもちろん生ビールも注文します。河野さんも飲兵衛ですが、今日はハンドルキーパーなのでノンアルコールビールで我慢です。すいません。

 昼食後、店を出て三隈川に架かる国道212号の島内橋を渡り三隈川右岸の堤防道路を下流へ進みます。三隈川支流の庄手川に架かる橋を渡り市道を進みます。三隈川支流の花月川左岸に出て左岸堤防道路を上流へ進みます。花月川は過去の大雨により甚大な被害を受け、現在災害復旧工事が何か所も行われているため川は濁っています。国道212号の花月川大橋とJR久大本線の鉄橋の下をくぐり堤防道路をさらに進んで行きます。御幸橋の所から花月川を離れ、江戸時代からの街並みが残る豆田町の御幸通りに入ります。ちょうど天領日田おひなまつりが今日から始まっており、観光客も多く、通りには赤い提灯が沢山飾られていて華やかな雰囲気でした。

 途中から左折して御幸通りと平行して走っている上町通りに入ります。少し進んだ所にある天領日田はきもの資料館足駄やに立ち寄ります。一本足の下駄がありました。店主の話では体幹を鍛えるの非常に良いそうです。河野さんは既に持っていますが、後藤さんも空手の修行のために買いました。結構、値段は高いです。体幹が鍛えられバランスが良くなれば、蹴りも突きも威力アップ間違いなしです。後藤さんと河野さんの空手の強さに対する向上心には敬服します。豆田町を抜けて15時40分、日田市役所に戻りました。

 今回は、三隈川、玖珠川、花月川と河川沿いのルートが多く、ハエ釣りや鯉釣りのポイントが随所に見られました。日田の街中はレトロな建物が残っているエリアがあり風情がありました。川のある風景とレトロな街並みに心和んだウォークでした。
2024/12/31 (Tue) 10:09:10

大分港沿岸ウォーク(JR大分駅~西大分港~鶴崎泊地) - 高木 博

 12月28日(土)河野さんとJR大分駅~西大分港~鶴崎泊地を回る31キロをウォークしました。JR大分駅9時05分着の列車に乗り到着後、駅北口からウォークスタートです。この時間、寒いです。曇り空なので、なおさら寒さを感じます。

 JR日豊本線沿いの細道を西へ進みます。高架となっている線路横は遊歩公園の工事中でした。工事区間を過ぎると古い住宅街の細道に入りました。道沿いに小さな八百屋がありました。鮮魚も売っているようです。昔ながらの情緒のある店です。店内に立ち寄ってみたいと思いましたがウォークを続けます。JR西大分駅前を過ぎ、祓川に架かる歩道橋を渡り右折して北へ進みます。西大分港に入り沿岸にあるかんたん公園の中を東へ進みます。公園に隣接する海は波が荒れていて風が強いです。こんな日は釣りになりません。西大分港フェリーターミナルを過ぎて進み住吉泊地に入りました。500トン級の貨物船やタンカーが数隻停泊してました。

 冷たい小雨がパラついてきました。寒さが一層厳しくなりました。我慢して歩くしかありません。住吉泊地を過ぎて五号地北側の護岸周りを進みます。大分川に出て左岸堤防道路を上流へ進みます。風は幾分弱くなり雲の切れ目から日光が差して少しだけ暖かさを感じます。太陽エネルギーは有難いと思いました。産業道路に出て左折し大分川の弁天大橋を渡ります。今度は大分川右岸の堤防道路を下流へ進みます。大洲総合運動公園の西側から大分川を離れ小さな裏川沿いの細道を進みます。大洲総合運動公園の東側から産業道路に出て東へ進みます。日岡公園手前の交差点から右折し130m程の所にある大分ラーメン18番本店に12時30分に着きました。

 店の入口には順番待ちの客が並んでました。店は新しく人気店のようです。順番が来て店内に入ります。河野さんも私も普通ラーメンとビール(サッポロラガービール中瓶)を注文します。ラーメンには厚さ7~8mmほどのチャーシューが4枚入ってました。こんな分厚いチャーシューは初めてです。厚いので肉の旨味がしっかり感じられました。スープは醤油とんこつに思えました。コクがあるけど切れ味の良い素晴らしいスープでした。客が多いのも分かります。またラガービールはコクがあって味が濃くて旨いです。店員も元気が良く、大きな声で「いらっしゃい。」「有難うございました。」と声掛けしてました。元気をもらえる店です。

 13時に店を出て産業道路に戻り東へ進みます。乙津川の三海橋を渡り左折し乙津川右岸堤防道路を下流へ進み乙津泊地に入りました。大分海上保安部の庁舎横を過ぎて松原緑地西側から緑地内の道路を東へ進み鶴崎泊地に出ました。周囲は石油コンビナートや製油所のある工場地帯です。泊地の西側護岸を南へ進みます。泊地に架かる産業道路の家島橋の下をくぐり、細長く続く堀川緑地公園に沿った細道を進みます。乙津川右岸に出ました。右岸堤防道路を下流へ進み市道に出て左折し乙津川の海原橋を渡ります。密集する住宅街の中の市道を西へ進みます。夕方に近づいているし相変わらず曇り空なので段々寒さが増してきました。手が凍えてきます。

 平和市民公園に出て公園内を南へ進みます。武漢の森の入口手前から公園内を流れる裏川左岸の遊歩道を上流へ進みます。鴨が多数水面に浮かんでました。大分川右岸に出て堤防道路を上流へ進み県道大分臼杵線に出て右折し滝尾橋を渡ります。県道を西へ進み16時15分にJR大分駅近くの金池温泉に着きました。ところが年末なので営業時間が変更されており入れませんでした。残念でしたが街中にある府内温泉に行くことにしました。JR大分駅前から中央通りを北へ進み16時30分、府内温泉に着きました。源泉掛け流しの温泉でお湯は琥珀色です。浴場に入ると、じわりじわりと体がほぐれてきました。体が凍えていたので極楽気分です。

 温泉後18時から安心院町から来てくれた友人の石川さんも交えて3人で忘年会です。アッパーガーデン府内店という居酒屋で食べ放題・飲み放題にしました。石川さんの好きなプレモルも飲み放題です。食べ放題は牛肉・鶏肉料理が充実しています。美味しかったです。3人で21時まで近況をいろいろ語り合って過ごし今年を楽しく締めることができました。
2024/12/29 (Sun) 13:22:18

ひこぼしラインウォーク(JR夜明駅~歓遊舎ひこさん駅BS) - 高木 博

 12月14日(土)後藤さん、河野さん、阿部さん、麻生さんと日田彦山線ひこぼしラインのJR夜明駅から歓遊舎ひこさん駅バス停間のうち27キロをウォークしました。今回は阿部さんの計画です。各自の交通手段で日田市西部の筑後川沿いにあるJR夜明駅に集合します。JR夜明駅は久大本線と日田彦山線ひこぼしラインとの分岐点となる木造の無人駅です。分岐駅は、それぞれ違う方向への出発点になり旅情を感じます。5人揃ったところで8時40分早速ウォークスタートです。

 寒い中、大肥川に沿った国道211号を北へ進みます。大分自動車道の高架橋の下をくぐり山間の狭隘に伸びる田園地帯の中を進みます。民家もパラパラとあります。大鶴地区の小集落に入り、ひこぼしラインの名本バス停からバスに乗ります。バスはマイクロバス程度の大きさでした。2023年8月28日にひこぼしラインが開業してから集落に沿ったバス停が多く新設されJRの時に比べて利便性は良くなったと思いました。一般道を走るバスは大分県から福岡県東峰村に入り宝珠山駅バス停からバス専用道路を進みます。JR日田彦山線の廃線跡地をバス専用道路に転用したものです。ひこぼしラインは山中に向かい緩やかに高度を上げていきます。

 筑前岩屋駅バス停を過ぎたら長いトンネルに入りました。トンネルを抜けたら周りは山だけの深山幽谷の世界になりました。JR線路の跡地なので直線的な道路が続きます。落合地区の小集落に入ってすぐに彦山駅バス停に着きました。バス専用道路はここまでです。ここで下車し深倉川に沿った福岡県道八女香春線を北へ進みます。深倉川は渓流のような川で、この時期水量は少ないです。水は透き通っていて大変綺麗です。あまりに澄み過ぎているので住んでいる魚は少ないかなと思いました。12時ちょうどに道の駅「歓遊舎ひこさん」に着きました。この道の駅の裏側には廃駅となったJR歓遊舎ひこさん駅が観光用として残っています。

 店内の食堂が並ぶエリアに行き韓国料理店「宋家」に入ります。後藤さんは石焼ビビンバ、河野さんはスンドゥブラーメン、阿部さんはホルモン鉄板焼き、麻生さんは野菜チヂミ、私は海鮮チヂミを注文します。のん兵衛の4人(後藤、河野、麻生、高木)はもちろんビール(キリンラガー中瓶)も注文します。寒くても昼食のビールは必需品で楽しみです。昼食後、店内を見学します。物産館では地酒、野菜、お菓子など福岡県添田町の特産品が売られてました。私は家族へのお土産に英彦山だんごを買いました。この道の駅の歓遊舎ひこさん駅バス停を12時53分発の日田行きバスに乗ります。乗客が多いのでバスが3台並んで来ました。

 筑前岩屋駅バス停で下車します。バス停横には「平成の名水百選」に選ばれた名水が湧出しており水を汲みに来ている人がいました。ここからJR夜明駅まで約14キロです。福岡県道八女香春線を南へ進みます。左手にひこぼしラインの栗木野橋梁が見えました。レトロな5連アーチ橋です。国道211号に出た付近からJR夜明駅から乗る列車に間に合わせるためハイペースで歩き始めます。寒い中やや汗が出てきました。黙々と歩きます。15時55分にJR夜明駅に着きました。これでウォーク終了です。それから16時11分発の普通列車でJR日田駅方面に向かいます。普通列車だけど座席は上質な転換式クロスシートで乗り心地は良かったです。

 ひこぼしラインのバス専用道路区間は、山々の中を走りトンネルや橋梁が多くJR廃線跡地らしさを感じました。バスは窓が大きく山間に狭隘に伸びる田園風景、山中の森林風景が映えて見えます。ひこぼしラインの旅を楽しめたウォークでした。