2025/07/04 (Fri) 16:02:46

佐賀関半島ウォーク(佐賀関市民センター~関崎灯台) - 高木 博

 6月22日(日)後藤さん、河野さん、阿部さん、麻生さん、渡辺さんと大分市東部にある佐賀関半島を回る23キロをウォークしました。今回は渡辺さんの計画です。各自、車で佐賀関市民センターの駐車場に集合します。佐賀関市民センターは佐賀関半島の付根にあります。天気は曇りですが、気温は高くなりそうです。凍らせた水のペットボトルを3本持参しました。9時05分ウォークスタートです。

 県道佐賀関循環線は佐賀関半島をぐるっと回ってます。時計回りで半島の先端の方へ進みます。すぐに町中を抜けて森林の中の上り坂に入ります。日光があまり差さないので暑さ避けになります。県道の標高の1番高い箇所を過ぎたら展望が開けて関崎展望所に着きました。北東には豊予海峡に浮かぶ高島が見えます。磯釣りで人気の無人島です。ここから県道を少し下った所から左折し200m程行った所にある関崎みらい海星館に着きました。令和5年11月にリニューアルオープンしました。海星館には天体観測室、プラネタリウム、展望室、展示ホール等があります。展示ホールでは太陽系の惑星など宇宙をテーマにした展示があり異空間にいる感じになります。

 館内を簡単に見学した後、海星館を出てさらに半島先端にある関崎灯台へと向かう細道を下っていきます。関崎灯台は明治34年に建設された大分県最古の灯台です。鉄造灯台として国登録有形文化財に登録されています。灯台からは豊予海峡を挟んで愛媛県の佐田岬半島がより近くに見えます。灯台を出て細道を南へ進み、県道佐賀関循環線に出て左折します。下り坂を進み、黒ケ浜海岸に出ました。海岸は一面黒い砂利で覆われています。蛇紋岩(じゃもんがん)が長年の波による研磨作用によって砂利となったものです。日本の渚・百選に選定されています。海岸線の県道を進み、半島南側付根の町中を通り国道217号に出て左折します。

 海岸沿いを走る国道217号を600m程進み、12時05分にあまべの郷「関あじ・関さば館」というレストランに着きました。客が多く30分程待って入りました。6人が入れる広い部屋を案内してくれました。後藤さんは、りゅうきゅう丼くろめ汁セット、河野さんと私は関の海鮮丼、阿部さんと渡辺さんは豊後の天丼、麻生さんはりゅうきゅう丼を注文します。飲兵衛の4人(後藤、河野、麻生、高木)はいつもどおりビール(瓶の黒ラベル)も注文します。海鮮丼の魚は、タイ、ブリ、アジ、サザエです。丼から溢れるほど刺身が乗ってました。新鮮で美味しかったです。天丼の具は、エビ、なす、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、レンコン、それに加えてとり天も乗ってました。エビ、野菜、鶏肉と盛りだくさんの天丼です。

 食事後13時20分にレストランを出ます。来た道を少し戻り左折して山中の細道を上って行きます。山中には手つかずの原生林が茂っています。太古の生物がいる雰囲気です。山の峠を越えて下り坂になりました。途中、城山(標高267m)への西登山口がありました。さらに下って行き佐賀関ダムに着きました。灌漑用のアースダムです。釣り禁止の看板がありました。何が釣れたのだろうと思いました。道を下って行き別府湾に面した小志生木の集落に出ました。海岸沿いを走る国道197号の旧道を東へ進みます。佐賀関トンネル手前から軽便鉄道跡地の遊歩道を東へ進みます。左手は小さな磯場と海に接しています。遊歩道を抜けて町中に入り16時ちょうどに佐賀関市民センターに戻りました。

 今回は佐賀関の海岸線をメインにウォークしました。佐賀関の広がる海からは豊富な魚介類が獲れます。それだけに海を見ているとワクワクします。雄大な海の景色を眺め、新鮮な地魚を食べリフレッシュできたウォークでした。